商社と不動産会社双方の経験をフル活用した不動産コンサルティングサービスを提供いたします。

 海外不動産 / Overseas Market

 国内不動産 / Japan Market

海外不動産

”不動産を売ること”が目的の不動産会社とは異なり、当社は”高品質な商品・サービスの海外市場開拓”を目的とする商社です。新市場の開拓にあたり、今後の発展や需要が見込めるマーケットをきちんと見極めることは、不動産投資との共通事項です。地政学的リスク、宗教、慣習、為替、その他様々な観点から、当社のマーケット参入を決めた理由とともに客観的なアドバイスをいたします。

尚、現在は当社がファーストステップとして事業進出を決めたカンボジアに特化したサービスを提供しております。
※ハワイ、フィリピン不動産は不動産会社のご紹介が可能です。(その他エリアを含め、当社自らマーケット参入した段階でサービス対象国を増やしてまいります。)

海外不動産投資の重要ポイント

投資戦略と出口戦略

カンボジアは、急速な経済発展にともないコンドミニアムの建設ラッシュが続いております。需要に対し供給が足りていないと強気の姿勢をみせるコンドミニアム開発会社もありますが、当社としては懐疑的です。(カンボジア人を物件購入者のターゲットとした場合、物件価格とカンボジア人の一般的な収入の格差が大きいため。)

もちろん、今後も継続的な経済成長が見込め、インフレ率が年2~3%であることからも物件の資産価値が上昇していくことは間違いないと考えますが、資産価値が上がったところで売却できなければキャピタルゲイン(売却益)は得られず、また入居者がいなければインカムゲイン(賃料収入)も得られません。

リセール市場が未だ確立されていない状況で、将来をどう予測し、何を目的(キャピタルゲイン?インカムゲイン?その他?)とするのか?どれだけの期間保有する予定か?売却・賃貸問わず、誰をターゲットとするのか?こうした投資戦略と出口戦略に関する自分なりの考えをしっかりと持ったうえで投資を進めることが重要です。

また、当然ながら、下記例のように同じ物件でも金融資産の保有状況でリスク度合いは大きく異なります。いま自分にどれだけの金融資産があり、今後どのように資産を構築していくのか?円建て資産と外貨建て資産の保有比率をどうするか?このように資産設計をしたうえで投資を進めることもまた重要となります。

<物件例>
2,000万~3,000万円程度で購入可能な首都プノンペンの一等地物件(日本でいう億ション)

超富裕層(5億円以上)→ ローリスク
富裕層 (1~5億円)→ ミドルリスク
その他 (1億円以下)→ ハイリスク

海外不動産投資を始めることで、政治、外交、為替等々、これまで気にも留めなかった経済動向が気になり始めます。結果として能動的に情報を収集するようになり、自分で物事を考えるクセもついてきます。海外不動産投資には、お金や不動産といった有形資産の構築のみならず、情報やノウハウといった無形資産の構築や、こうした人間的な成長の手段といった一面があることも併せてお伝えしておきます。

信頼できる現地不動産会社の選定

海外不動産投資においては、当然ながら国内投資以上にリスクが伴います。新興国の不動産投資は一般的にプレビルド方式(建つ前に購入すること)となるため、安く買って高く売るハイリターンというメリットがある一方で、未完成リスクが発生します。カンボジアでも未完成物件が数多く存在するのが実情です。

こうしたリスクを回避するために重要となるのが信頼できる現地パートナーの存在ですが、具体的には次の条件を満たしていることが必須です。

・現地人であること(情報量の優位性)
・信用度が高いこと(悪事が働けない環境)
・資本力があること(倒産リスクの回避)

尚、当社パートナー(下記参照)は、条件を満たしておりますのでご安心ください。

世界各国80以上の地域に19万以上のエージェントを抱える全米最大の不動産組織 Keller Williams (KW)。
このKW Cambodiaの代表としてカンボジアの不動産取引を牽引するキム氏(Oknha. Dr. Him Heang)

2019年には、国に貢献した限られた人物のみが国王より授与される民間最高位の称号「Oknha(オクニャー)※」を得る。
※国民に信頼される人柄・行動が求められるとともに、最低50万ドル(約6,000万円)以上の国への寄付が条件。

官民ともに影響を持ち、国の将来を期待される実業家。

海外不動産投資をお勧めしない方

次のような方には、無理に海外不動産投資に手を出すことをお勧めしておりません。
※あえて厳しい表現を用いておりますが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

1.外国耐性が無い方、または理解が無い方

海外不動産投資は、日本と異なる流儀にどれだけ馴染めるかも重要です。「郷に入れば郷に従え」という言葉があるように各国独自の流儀が存在する中で、日本の流儀を「正」とし物事を捉えてしまう方、現地の流儀・慣習を受け入れる姿勢を持てない方は、不安やストレス等のデメリットが収益メリットを大きく上回る可能性が高いと考えます。

2.リスクを極端に恐れる思考の方

言い換えれば、超安定志向の方です。国内より海外、先進国より新興国がリスクが高いのは明白です。また、こうした思考をお持ちの方は、金銭への執着が強く損失を出すことに対する抵抗感も高いことが想定されるため、トラブル防止の観点からも無理に海外不動産に手を出すことはお勧めいたしません。

3.自己中心的な他責思考の方

いわゆるクレーマー気質の方です。投資は自己判断(自責)であることをご理解いただけない方とは信頼関係の構築が難しいことから、サービスのご提供をお断りさせていただく場合がございます。予めご了承ください。

国内不動産